〈略歴〉
6歳から書道を学び、書歴約50年。
幼少時より生涯書道に携わる決意のもと、大学および大学院の専門課程で書道を学ぶ。修了後は東京大学に勤務し(1995年~2016年)、日本の古文書の研究・複製・教育に携わる。
学生時より公募展に出品し、受賞多数。現在はフリーの立場を生かし、書道団体に属してはできなかったであろう、枠にとらわれない制作活動を広げている。
表現の上では、日本文化の象徴でもある仮名文字を主に、品格のある書を信条としつつ、芸術としての書を旧態から発展させるべく、文字・言葉に軸足をおきながら他の日本文化との融合を常に模索している。
今日では、心に輝きをともす一助となるよう、成人および児童への書道教育にも力を入れている。
都内各所で直接指導をする書道教室、清澄会(せいちょうかい)を主宰。
<取得免許状>
高等学校教諭専修免許(書道)
高等学校教諭Ⅰ種免許(書道)
中学校教諭専修免許(国語)
中学校教諭Ⅰ種免許(国語)
<書作品、筆文字提供>
東京大学史料編纂所から中国国家博物館へ寄贈『倭寇図巻』複本の題字・為書・題箋、東京国立博物館内で開催「さくら茶会」(亭主・東京大学田中博美教授)冊子[題字および表紙掲載和歌]、山本寛斎事務所製作製品への筆文字、独立行政法人国立病院機構「青森病院」病院理念揮毫、青森県七戸町立中央公園石碑[和]揮毫、横浜市磯子区生涯学級運営委員会「ヨコハマ始めて物語」冊子題字[横濱興味しんしん]、宮崎県立えびの市立真幸小学校バレーボール部横断幕[真幸小バレーボール部]、株式会社ラスビック(大阪府)社訓、東京都教育委員会伝統文化継承団体看板[太子堂囃子保存会]、個人邸宅・玄関先衝立[江島正人詩から一節]、他、門標・HP題字・印刷物など多数。